アオサから分離 浜名湖由来の乳酸菌で「発酵大豆グルト」開発 浜松「食さぽ」が発売

 浜松市南区の「食品品質サポート」(食さぽ)が、浜名湖のアオサから分離した乳酸菌を使って大豆飲料を発酵させた食品「浜名湖丸ごと発酵大豆グルト」を開発した。浜名湖の地産海洋由来乳酸菌の商品化は初めて。

浜名湖由来の乳酸菌を使った「浜名湖丸ごと発酵大豆グルト」=21日午後、浜松市中区
浜名湖由来の乳酸菌を使った「浜名湖丸ごと発酵大豆グルト」=21日午後、浜松市中区

 乳酸菌は、海洋資源を活用して産業創出を目指す県の「マリンオープンイノベーション(MaOI)プロジェクト」の海洋微生物ライブラリーに登録される。県農林技術研究所の成分調査によると、睡眠の質を高めるとされるアミノ酸の一種GABAや抗酸化物質を増殖させる効果が期待される。
 野菜やはんぺんなどを発酵させて試作を重ね、「偶然、豆乳と合わせたらおいしかった」と五十島学社長。同市北区の老舗豆腐店「須部商店」の国産大豆飲料を使用するなど地元産にこだわった。今後はプリンなどでの新商品開発を目指していて、「浜名湖の乳酸菌で新名物を」と意気込む。
 24、25日に同市東区で開かれる「手づくりにぎわい市」で販売するほか、共同開発した松田食品(同区)の直売所などで取り扱う。価格は2個入りが税込み324円。年間販売目標は1万個。

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