原発事故 高校生が議論 島田商高で復興庁出前授業

 東日本大震災や東京電力福島第1原発事故について若い世代の関心を高めるために、復興庁が全国の高校で展開する出前授業が22日、島田市の島田商業高で行われた。3年生25人が同庁の土田建太郎政策調査官(42)の講義を踏まえ、震災復興や原発事故による風評被害の払拭(ふっしょく)に向けて、取り組むべき対策や行動を考えて発表した。

土田建太郎政策調査官(中央)が見守る中、風評被害払拭に向けた対策などを考える生徒=22日午後、島田市の島田商業高
土田建太郎政策調査官(中央)が見守る中、風評被害払拭に向けた対策などを考える生徒=22日午後、島田市の島田商業高

 原発の廃炉に向けた取り組みや復興の現状を学んだ。その後、風評被害の払拭、福島の復興推進について各班で意見をまとめるワークショップに取り組み、発表者から「福島産の食材の安全度を伝えるポスターを作り、世界に発信する」「(復興に向けて)ボランティア活動に参加する」などの意見が出た。
 久保田愛海さん(18)は「当時はまだ小さくて原発事故でここまで被害が出ているとは知らなかった。一度福島に足を運び、この目で見てみたくなった」と感想を話した。
 出前授業は原発事故の風評被害払拭に向けた新たな取り組みとして本年度から始まった事業で、全国8高校で実施する。

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