中藁科、清沢4校 施設一体型再編を要望 両地区自治会連合会

 静岡市葵区の中藁科地区と清沢地区の両自治会連合会が22日、両地区にある中藁科、水見色、清沢の3小学校と藁科中の計4校を、施設一体型の学校に再編するよう求める要望書を田辺信宏市長と赤堀文宣教育長に提出した。田辺市長は「要望に最大限寄り添って、市教委と共同作業していきたい」と応じた。

要望書を手渡す自治会関係者やPTA関係者=静岡市役所静岡庁舎
要望書を手渡す自治会関係者やPTA関係者=静岡市役所静岡庁舎

 中藁科地区の永野正義会長(68)は、藁科地域の少子化の現状から、将来的に学校ごとの子どもたちの集団活動が困難になると指摘し、「1人でも多くの児童の中で子どもたちに学習をさせたいという願いがある」と強調した。中藁科小と藁科中の児童生徒の保護者らを対象にしたアンケートでは9割近くが施設一体型の教育を「進めてほしい」と回答するなど、期待が高まっていると説明した。
 要望書では、藁科中敷地内への校舎の整備や通学手段の確保、ICT教育や英語教育の充実、地元の希望に応じた閉校後の校舎の利活用などを求めた。
 赤堀教育長は「(保護者も)自分が通った学校がなくなるのはつらいと思う。子どものために決断してくれたので、重く受け止めたい」と述べた。
 市教育総務課によると、4校の児童生徒数は138人。今後さらに減少が見込まれるという。

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