チンパンジー2頭搬入へ 浜松市動物園、新たなペア形成期待

 浜松市動物園(西区)は22日、繁殖を目的とした動物の貸借契約「ブリーディングローン」に基づき、多摩動物公園(東京都)から雌のチンパンジー2頭を搬入すると発表した。

浜松市動物園に搬入されるチンパンジーの「チェリー」(多摩動物公園提供)
浜松市動物園に搬入されるチンパンジーの「チェリー」(多摩動物公園提供)
浜松市動物園に搬入されるチンパンジーの「チコ」(多摩動物公園提供)
浜松市動物園に搬入されるチンパンジーの「チコ」(多摩動物公園提供)
浜松市動物園に搬入されるチンパンジーの「チェリー」(多摩動物公園提供)
浜松市動物園に搬入されるチンパンジーの「チコ」(多摩動物公園提供)

 2頭は「チコ」(28歳)と「チェリー」(32歳)。搬入予定日はチコが10月5日、チェリーは11月15日。浜松市動物園での生活に慣らした上で、公開日を検討する。同園は雄のチンパンジー「ジュン」(27歳)1頭を飼育していて、新たなペア形成と繁殖を期待している。
 チンパンジーはアフリカの熱帯雨林などに分布する。野生の生息数が減少しているため、国内では日本動物園水族館協会の委員会の管理計画に沿って動物園間で個体を移動し、繁殖を試みている。

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