学生運営の薪能 20回の節目、最終公演「卒都婆小町」 静岡文化芸術大、10月3日と6日に

 浜松市中区の静岡文化芸術大は10月3、6の両日、学生が主体となって運営する特別公開講座「薪能『卒都婆小町(そとばこまち)』」(静岡新聞社・静岡放送後援)を開く。2001年から開催してきたが、今年、節目の20回を最終公演とする。

公開講座を紹介する学生=浜松市中区の静岡文化芸術大
公開講座を紹介する学生=浜松市中区の静岡文化芸術大

 「卒都婆小町」は、年老いた平安時代の歌人小野小町に、かつて小町を慕っていた深草少将の怨念が取りつく物語。能楽師でもある梅若猶彦同大教授の指導で企画や広報、舞台設営などを行う「薪能プロジェクト」のメンバー15人が準備を進めている。
 3日は能講座と題し、同大の演劇サークルが朗読劇を披露する。6日はプロの能楽師を招き、舞台周辺にかがり火を設置した幻想的な空間で能や狂言を公演する。狂言は学生が脚本を手掛けた。3日の講座に参加すると、6日の能をより楽しむことができるという。
 永田みう代表(2年)は「地域の人々に能を知ってもらえたら。先輩たちの思いを感じる歴史ある催しなので、成功させたい」と意気込みを語った。
 料金は2日間通し券のみで3千円(高校生以下無料)。問い合わせは同大地域連携室<電053(457)6105>へ。

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