カプセルホテル用ユニット開発 ヤマハ発、FRP技術活用

 ヤマハ発動機は21日、カプセルホテル大手のナインアワーズ(東京都)と共同で、同社向けのFRP(繊維強化プラスチック)製カプセルユニットを開発したと発表した。今後も、ボートやプールの製造で成形技術を培ってきたFRPの活用分野の拡大を探っていく。

新開発したFRP製カプセルユニットの模型
新開発したFRP製カプセルユニットの模型

 大都市を中心に増加したカプセルホテルは近年、ビジネス客だけでなく、観光客など利用者の多様化が進んでいる。ナイン社は、こうした需要を取り込むため、快適に睡眠できる防音性能に優れた次世代型カプセルを求めていた。ヤマハ発のFRP成形技術や設計提案力を生かし、コラボレーションが実現した。
 カプセルの出入り口はロールアップ式カーテンが一般的だが、新ユニットは上開き式のハッチにし、防音性を高めた。主要部品を4分割(従来品は6分割)にすることで、生産の効率化、コスト低減を図った。ナイン社が運営する都内の1店舗に8床を納入。今後も新規オープンする店舗を中心に順次供給していく。

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