敬老祝い、ラーメンで 麺友会、施設利用者らに振る舞う 浜松

 静岡県西部を中心としたラーメン店11店舗でつくる「麺友会」(内藤雅広会長)は20日、敬老の日(19日)を祝い、浜松市北区のサービス付き高齢者向け住宅「ハートライフ初生」で利用者とスタッフら計50人にラーメンを振る舞った。

麺友会が振る舞ったラーメンを味わう高齢者=浜松市北区のハートライフ初生
麺友会が振る舞ったラーメンを味わう高齢者=浜松市北区のハートライフ初生

 会員店舗が麺やチャーシュー、メンマなどを提供。スープは豚骨、鶏、和風の3種を合わせたトリプルスープを仕込み、どの店舗でも食べられない特製ラーメンに仕上げた。
 テーブルにラーメンが並ぶと、利用者に笑顔が浮かんだ。志村房代さん(89)は「ラーメンを食べたのは2年ぶり。チャーシューもおつゆも全部がおいしかった」と喜んだ。
 同会は2011年に発足し、高齢者施設や児童養護施設でボランティア活動を続けている。新型コロナ禍で活動は3年ぶり。内藤会長は「3年間も要望は来ていた。楽しみにしている人が多いと感じた」と話した。
 

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