特殊詐欺被害防止対策など状況報告　浜松東署協議会

　浜松東署は２１日、同署協議会で特殊詐欺被害の防止対策など業務推進状況を報告した。
　管内の１～８月の特殊詐欺被害件数は１６件、被害金額計３０７７万円（いずれも暫定値）。前年同期比でマイナス９件、６０６７万円減少している。１６件の被害者の平均年齢は７０歳で、女性が半数以上だったという。
　県警の防止策「さくらセーフティ作戦」の一環で、署員が６５歳以上の女性宅に戸別訪問して特殊詐欺への注意を促す取り組みを紹介した。
　防止に力を入れていた人身交通事故は、１～８月末に１２２２件（前年同期比１９件減）が発生した。今川桂一署長は「運転マナーの向上に力を入れていく」と述べた。