夜間中学に11人入学決定 磐田と三島、2023年春開校 静岡県教委、2次募集を開始

 静岡県教委は20日の定例会で、2023年4月に開校する県内初の夜間中学「県立ふじのくに中学校」について、11人の入学予定者が決まったと報告した。磐田市の複合商業ビル「天平のまち」に置く磐田本校に5人、三島市の県立三島長陵高内に置く三島教室に6人。両教室合わせて1学級を全体の定員と設定し、新たに2次募集を開始した。募集定員は20人程度。

 1次募集では、7月の入学願書受付時に両教室で計13人が願書を提出したが、面接の際に入学対象者ではないと判断した人や、本人の意向で辞退した人がいたという。入学予定者11人のうち、磐田本校の3人、三島教室の3人は外国人。
 県教委は2次募集のため、支援者対象の説明会を10月1日、入学希望者対象の説明会を同15日に県庁で開く。時間はどちらも午後2時半~4時。入学願書を同17~28日に受け付け、11月に面接を行った上で入学予定者を決める。2次募集の詳細は、ふじのくに中のウェブページに掲載する。

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