磐田の中小経営支援企業 小田製作所を承継 島田掛川信金が支援

 中小企業の経営支援を手掛けるものづくり次代承継(磐田市)が軸受け切削加工の小田製作所(御前崎市)の経営を引き継ぐ株式譲渡契約が20日までに、成立した。ものづくり次代承継の深見剛彦社長(39)が小田製作所の社長を兼任する。

事業承継が成立した小田製作所の小田芳久社長(右)とものづくり次代承継の深見剛彦社長=掛川市内
事業承継が成立した小田製作所の小田芳久社長(右)とものづくり次代承継の深見剛彦社長=掛川市内

 小田製作所は1978年創業。2代目の小田芳久社長(63)は顧問に就く。小田氏によると、後継者不在を理由に約10年前、事業承継の検討に着手した。全従業員約20人の雇用維持と取引先に影響を及ぼさないことを条件に、引き継ぎ先を探していた。
 島田掛川信用金庫が事業承継を支援した。掛川市内で開いた締結式で、小田氏は「雇用を守りたかった。従業員の不安を払拭(ふっしょく)できる」と述べた。深見氏は「さらに企業価値を高めて次世代につなげていく」と話した。
 ものづくり次代承継は2021年設立のスタートアップ企業。今回の事業承継が第1弾の成約になった。
 (掛川支局・高林和徳)

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