静岡人インタビュー「この人」 裾野市出身で初のプロサーファーになった 松本浬空さん(宮崎県日南市)

 中学卒業まで海のない裾野市で過ごし、2021年4月、サーフィン部のある宮崎県の日南学園高に進学した。同年10月のトライアルでプロ公認資格を取得した。16歳。

松本浬空さん
松本浬空さん

 ―サーフィンを始めたきっかけは。
 「小学2年生の時、父親の勧めで始めた。小中学生のころは毎週末、片道1時間半ぐらいかけて、父と一緒に下田市の多々戸浜に通っていた。平日は走り込みやスケートボードなどの陸上トレーニングに励んでいて、海に出ることができる週末が待ち遠しかった」
 ―進学先に宮崎県の高校を選んだ理由は。
 「海に出る時間、練習量を増やしたかった。いま通っている高校はサーフィンを部活動として認め、とても理解がある。部員は自分を含めて4人と少ないが、平日は授業が終わった後、土、日曜日は一日中、思う存分、海で練習できるので充実している」
 ―プロとなり、現在はどのような生活を。
 「新型コロナウイルスの影響で制限はあるものの、オーストラリアやハワイ、インドネシアなど海外にも出向いている。日本とは違ったダイナミックな波があり、世界中のトップ選手が集まってくる。自分はまだ世界のトップ選手と技術差があるが、一緒に練習したり交流したりして刺激を受けている」
 ―将来の目標は。
 「波を求めて世界中を回り、映像や画像を発信するプロのフリーサーファーとして活躍したい。自然とふれ合うのが大好きで、練習以外の空いている時間も釣りなどをして海で過ごしている。大自然の迫力と美しさ、サーフィンの魅力を多くの人に伝えたい」

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