SDGs 駿河総合高有志「US」が小学生向け講座 静岡

 駿河総合高(静岡市駿河区)の生徒有志でつくる団体「US(アス)」は19日、環境問題や持続可能な開発目標(SDGs)を学ぶ小学生向けのワークショップを同市葵区のもくせい会館で開いた。約20組の親子連れが参加し、地球温暖化や海洋プラスチック問題について学んだ後、段ボールを使い生ごみを肥料にするコンポスト作りに挑戦した。

高校生(右端)と一緒にコンポストを作る参加者=静岡市葵区のもくせい会館
高校生(右端)と一緒にコンポストを作る参加者=静岡市葵区のもくせい会館

 小学生らは、高校生からSDGsの意味や世界的な気候変動について説明を聞き、クイズに答えた。コンポスト作りでは高校生と一緒に段ボールの箱を組み立て、2種類の土を混ぜた。
 葵小4年の安間丈翔さん(10)は、「SDGsを学校で習ったのでもっと知りたいと思い参加した。コンポストで本当に肥料ができるか試して、家で植物を育ててみたい」と話した。
 USは同校2年の生徒6人で結成し、日頃から環境問題や防災などをテーマにしたイベントを開くなどして活動している。今回のワークショップは、市内を中心にした八つの企業や団体から協賛と後援を得て開催した。

 

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