スタントマンが事故再現 浜松啓陽高、安全運転大切さ学ぶ

 浜松市北区都田町の浜松啓陽高グラウンドでこのほど、スタントマンが交通事故を再現して危険運転の防止を訴える交通安全教室が開かれた。全校生徒約580人が参加し、交通ルールを守って自転車を安全に運転する大切さを学んだ。

高校生の前で交通事故を再現するスタントマン=浜松市北区都田町
高校生の前で交通事故を再現するスタントマン=浜松市北区都田町

 スタントマンは、内輪差によるトラックと自転車の巻き込み事故▽乗用車の死角が原因となる衝突▽自転車が通行可能な歩道での危険―などを実演した。事故発生の瞬間は緊迫した空気を演出し、生徒は思わず息をのんだ。
 自転車の違反行為の事例も紹介した。3年の木下武紗志さん(17)は「事故の怖さを楽しく学べた。これからは登下校で気を付けたい」と話した。
 交通安全教室は同区が主催した。2022年度の同区課題解決事業の一環。

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