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牧之原市、全園対象に調査開始 送迎バス園児死亡受け

 園児が送迎バス内に置き去りにされて死亡した事件を受け、牧之原市は14日、市内の幼稚園や保育園など全16施設を対象とした安全管理体制の確認調査を開始した。

安全管理体制の調査を開始する市職員ら=14日午前、牧之原市内
安全管理体制の調査を開始する市職員ら=14日午前、牧之原市内

 初日は市職員が2班に分かれ、計6施設を調査した。市内の保育園には同日午前10時ごろに立ち入り、約1時間にわたって職員に聞き取りした。市によると登園時の人数確認の方法▽職員間の情報共有▽欠席時の保護者への連絡体制-などを確かめる。22日までに調査を終える予定で、問題が見つかった場合は改善を促す。
 市は今後、第三者を含めた検証委員会を設置し、市独自の安全管理マニュアルを作成する方針。市子ども子育て課の前田明人課長は「本来であれば起きるはずのなかった事件。今回の調査を再発防止策に生かしたい」と話した。

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