牧之原市、全園対象に調査開始 送迎バス園児死亡受け
園児が送迎バス内に置き去りにされて死亡した事件を受け、牧之原市は14日、市内の幼稚園や保育園など全16施設を対象とした安全管理体制の確認調査を開始した。
初日は市職員が2班に分かれ、計6施設を調査した。市内の保育園には同日午前10時ごろに立ち入り、約1時間にわたって職員に聞き取りした。市によると登園時の人数確認の方法▽職員間の情報共有▽欠席時の保護者への連絡体制-などを確かめる。22日までに調査を終える予定で、問題が見つかった場合は改善を促す。
市は今後、第三者を含めた検証委員会を設置し、市独自の安全管理マニュアルを作成する方針。市子ども子育て課の前田明人課長は「本来であれば起きるはずのなかった事件。今回の調査を再発防止策に生かしたい」と話した。
牧之原園児死亡の記事一覧
-
社説(4月25日)バス置き去り公判 根本原因を解明せねば
-
大自在(4月24日)熱中症特別警戒アラート
-
静岡県内の通園バス安全装置 3月末までに「設置完了」
-
【牧之原・園児バス置き去り死初公判】冒頭陳述要旨
-
牧之原の悲劇「自分事に」 傍聴者、再発防止願う【園児置き去り死初公判】
-
牧之原園児バス置き去り、前園長ら業過致死罪認める 「苦しい思いさせた」 静岡地裁初公判
-
【牧之原・バス置き去り園児死亡】臨時の運転が招いた悲劇 23日初公判
-
【牧之原・バス置き去り】園児遺族「本音語って」 前園長ら、23日に初公判
-
川崎幼稚園理事長ら、遺族宅7カ月ぶり訪問 父親が面談継続を要望【牧之原・バス置き去り】
-
牧之原・園児置き去り事件検証委が報告書「安全管理意識が欠落」 バス運転の前園長ら批判
-
「廃園」提言盛り込まず 検証委員会、年度内にも報告書 牧之原バス置き去り【届かぬ声 子どもの現場は今】
-
牧之原・細江保育園の指定管理 24年度末で終了
-
突き詰めた「注意義務」 規範と責任、検討に1年【届かぬ声/牧之原バス置き去り在宅起訴 ㊦地検の判断】
-
戻らぬ娘、せめて真相を 重ねた面談、尽きぬ「なぜ」【届かぬ声/牧之原バス置き去り在宅起訴 ㊤遺族の思い】
-
「運営継続」改めて示す 榛原学園がコメント 牧之原バス置き去り在宅起訴
-
榛原学園の細江保育園管理 牧之原市、終了前倒し断念
-
「廃園か法人交代を」署名に5500人超 牧之原バス置き去り、園児遺族「約束果たして」
-
静岡新聞社 第37回読者と報道委員会
-
園児の入退園をメール通知 千葉のユーチューバー、ソフト開発 牧之原バス置き去りを受け 「無償で安全を」
-
1年前思わせる暑さ 3歳の死「やるせない」 牧之原バス置き去り1年 涙浮かぶ献花台
-
「千奈ちゃん、ずっと忘れないよ」牧之原バス置き去り1年 献花台に悼む人の姿
-
牧之原置き去り事件1年 バス安全装置設置53% 障害児施設に遅れ 静岡県まとめ
-
運営法人と遺族に深い溝 追悼の日、日常の裏に癒えぬ傷痕【届かぬ声 子どもの現場は今 牧之原バス置き去り1年㊦】
-
理事長、園の継続強調 遺族は廃園要求、「思い理解」も否定 牧之原バス置き去り事件1年
-
社説(9月5日)バス置き去り1年 命預かる重さ再認識を
-
長期化する原因解明 「安全」の組織的不備次々【届かぬ声 子どもの現場は今 牧之原バス置き去り1年㊥】
-
「娘のため」貫く本音 傷癒えぬ遺族【届かぬ声 子どもの現場は今 牧之原バス置き去り1年㊤】
-
大自在(9月2日)河本千奈ちゃん
-
牧之原バス置き去り 第三者検証委報告書遅れる見通し 当初9月目標も、確認事項多く
-
牧之原・バス置き去り1年 「亡き娘 今でも家族の主役」 父親、悲しみと憤り
-
車内置き去り 実験で危険性周知 エアコン停止30分で50.6度に 静岡県警など
-
送迎バス安全装置「あくまで補助」 人の目での確認徹底 義務化に現場の思い複雑【届かぬ声 子どもの現場は今】
-
牧之原の細江保育園 運営法人変更「妥当」 園児バス置き去り死受け、審査委答申
-
取材班からの提言 戻らぬ命の重み 社会で熟考を【届かぬ声 子どもの現場は今】
-
「安全に犠牲、必要か」 終わらない当事者の痛み【届かぬ声 子どもの現場は今㉘完/第5章 命と責任㊦】
-
繰り返された悲劇「冬生の時に動けば」 福岡の遺族 憤りと喪失感【届かぬ声 子どもの現場は今㉗/第5章 命と責任㊥】
-
バスの中で「千奈は待っていた」 生前の動画に降園する様子【届かぬ声 子どもの現場は今㉖/第5章 命と責任㊤】
-
保育士の叫びに心寄せ 相談窓口、匿名で深夜に届くことも... “より良い職場” 実現模索【届かぬ声 子どもの現場は今㉕/第4章 耳澄ます社会に⑥完】
-
指定管理者と行政の近さ、議会が指摘 「偏った選定」否決の過去【届かぬ声 子どもの現場は今㉔/第4章 耳澄ます社会に⑤】
-
制度拡充 国後ろ向き「保育先進国、見習うべき」【届かぬ声 子どもの現場は今㉓ 第4章 耳澄ます社会に/第三者評価④】
-
第三者評価 資質向上へ外部の目 こども園へ拡大求める声【届かぬ声 子どもの現場は今㉒ 第4章/耳澄ます社会に③】
-
負担増す県の監査 運営の欠陥見抜けず 行政の指導、限界浮き彫り【届かぬ声 子どもの現場は今㉑ 第4章/耳澄ます社会に②】
-
幼児保育の要諦 安全管理何が足らぬ 検証委9月取りまとめへ【届かぬ声 子どもの現場は今⑳ 第4章/耳澄ます社会に①】
-
業務効率化、本質欠く バス負担軽減も懸念残る/川崎幼稚園㊦【届かぬ声 子どもの現場は今⑲/第3章 言えない環境】
-
出欠確認厳格さ薄れ こども園化で対応曖昧に/川崎幼稚園㊥【届かぬ声 子どもの現場は今⑱/第3章 言えない環境】
-
新事業構想に不安も 保育の理念見えず温度差/川崎幼稚園㊤【届かぬ声 子どもの現場は今⑰/第3章 言えない環境】
-
賃金の現状 処遇改善、実感できず 恩恵限定的 制度に甘さも【届かぬ声 子どもの現場は今⑬/第2章 保育者の悲鳴~静岡新聞社調査から~⑥完】
-
「大好きな仕事」に何が 多忙極め心身に不調「該当」5割 新制度で拍車【届かぬ声 子どもの現場は今⑫/第2章 保育者の悲鳴~静岡新聞社調査から~⑤】
-
配慮必要な子ども 丁寧なケアに心砕き 事例増加、公的支援乏しく【届かぬ声 子どもの現場は今⑪/第2章 保育者の悲鳴~静岡新聞社調査から④】
-
園児の重大事故 身近な場に潜む危険 「ヒヤリ・ハット」経験7割【届かぬ声 子どもの現場は今⑩/第2章 保育者の悲鳴~静岡新聞社調査から~③】
-
欠席時、確認せず2割 保護者への連絡 幼保で差【届かぬ声 子どもの現場は今⑧/第2章 保育者の悲鳴①園児の登園対応】
-
「子ども第一」の制度へ 東京大名誉教授・汐見稔幸氏インタビュー【届かぬ声 子どもの現場は今】
-
使命感の一方 負担重く 保育士、幼稚園教諭アンケート結果概要【届かぬ声 子どもの現場は今】
-
読者の意見 牧之原・バス置き去り園児死亡【届かぬ声 子どもの現場は今】
-
保育園指定管理で初協議 牧之原市と榛原学園 主張かみ合わず
-
牧之原市 保育園指定管理委託料 新年度予算案に付帯決議
-
「なぜ娘が」問い続け 低い安全意識、根底に何が【届かぬ声 子どもの現場は今⑦/第1章 河本千奈ちゃん⑤半年が流れて】
-
回り続ける園の日常 早期再開望む声に孤独感【届かぬ声 子どもの現場は今⑥/第1章 河本千奈ちゃん④保護者説明会】
-
水筒飲み干し、服脱ぎ捨て【届かぬ声 子どもの現場は今⑤/第1章 河本千奈ちゃん③あの日、最後まで生きようと】
-
天真爛漫、人懐っこく バス「楽しい」前夜に話す【届かぬ声 子どもの現場は今④/第1章 河本千奈ちゃん②大好きだった幼稚園】
-
「実り多く」名に願う 幸せ奪われ「地獄の毎日」【届かぬ声 子どもの現場は今③/第1章 河本千奈ちゃん①誕生、入園】
-
指定取り消し協議申し入れ 牧之原市が榛原学園に文書
-
安全後回しの事業拡大 外部人材活用も講習なく【届かぬ声 子どもの現場は今②/序章 川崎幼稚園㊦】
-
失われた安全 酷暑のバス、消えた命【届かぬ声 子どもの現場は今①/序章 川崎幼稚園㊤】
-
再発防止策提言9月めど 検証委が初会合 牧之原・園児バス置き去り死
-
牧之原園児バス置き去り 第三者検証委員会、2月6日に設置
-
榛原学園 23年度も運営へ 牧之原の2保育園 市は協議継続意向
-
今年の1文字 牧之原市長は「安」
-
保育士を手厚く配置 補助を拡充、人手不足改善へ 園児巡る事件受け政府
-
危機管理改善策 「園職員と考えて」 牧之原市バス事故で研修
-
牧之原 園児バス置き去り死/市と法人の調整難航 他施設の運営、宙に浮く【追跡2022②】
-
送迎バス安全管理指針を動画で解説 静岡県、マニュアル策定促す
-
園バス点検忘れ、警報で防止 島田市が地元企業と開発 置き去り防止へQRコード活用
-
牧之原・バス置き去り事件 園側がコメント「遺族に心より謝罪」
-
バス置き去り死 園の改善報告「適切」 静岡県、牧之原市が受理
-
園バス 大半は対策 浜松市、置き去り事件受け調査
-
時論(11月27日)登園管理の徹底で命を守れ
-
バス置き去り防げ 車内の園児感知→通報 富士宮の企業が開発 藤枝の幼稚園で実証実験
-
バス置き去り死事件 園側が改善報告書 静岡県と牧之原市に提出
-
安全装置補助費、義務外バスにも 子ども送迎対象、10万円程度
-
リスク前提に幼い命守って 牧之原、バス事件で研修
-
園バス安全装置、上限18万円補助 政府方針、1台当たり
-
非常ブザー設置 市所有バスに11月中 牧之原・園児置き去り死亡事件受け
-
安全管理マニュアルの策定促す 園送迎バス運行で静岡県方針
-
複数職員で登園確認 静岡県が安全指針案 送迎バス置き去り死受け
-
送迎バス内に緊急ブザー 磐田・福田こども園 年長園児が使い方理解
-
社説(10月20日)園バスの安全対策 装置への過信は禁物だ
-
園バスの安全装置 「全額国補助」法案 野党4党が提出
-
川崎幼稚園 安全確保体制に不備 法令や要領、複数で抵触 牧之原バス女児死亡
-
バス置き去り園児死亡で改善勧告 静岡県と牧之原市、川崎幼稚園に 14日にも
-
通園バス置き去り緊急対策 安全装置6月完備目指す 政府、来年度義務化決定
-
通園バス安全装置、23年4月に義務化 違反なら業務停止
-
静岡県 安全特化の監査検討 園バス置き去り死亡事件受け
-
牧之原通園バス置き去り 首相「実効的対策を」 衆院代表質問
-
園児バス置き去り防げ 島田市が独自アラームシステム 地元企業と開発へ
-
市所有のバスに非常ボタン 牧之原市長方針、民間にも予算 園児死亡事件から1カ月
-
繰り返される置き去り「疑問」 07年・北九州園児死亡の父 防ぐには「人の目が一番」
-
潜む慢心と慣れ 危機意識の維持不可欠【命守るために 牧之原園バス置き去り1カ月㊦】
-
外部の目に限界 「監査の穴」どう埋める【命守るために 牧之原園バス置き去り1カ月㊥】
-
川崎幼稚園が再開 1カ月ぶり園児60人登園 牧之原バス女児死亡
-
問われる「保育の基本」 臨時業務のリスク【命守るために 牧之原園バス置き去り1カ月㊤】
-
運営返納2保育園 市設立団体で引き継ぎ 牧之原市長方針
-
園バス安全装置義務化 担当相、方針提示 牧之原置き去り
-
児童福祉施設の監査見直し 抜き打ちも 静岡県議会・知事答弁
-
記者コラム「清流」 意識の薄れ
-
川崎幼稚園を除く全施設で出欠確認 牧之原市の調査結果 バス置き去り園児死亡
-
送迎バス 保有全施設に立ち入り調査 静岡県、安全管理手順を確認
-
17人転園申し込み 牧之原・園児死亡の川崎幼稚園
-
クラス担任が退職の意向 牧之原・園児死亡の川崎幼稚園
-
安全管理体制、繰り返し検証を 静岡県内幼保職員に講習会
-
「頭にきた」福岡の園児遺族 牧之原の事件受け
-
幼稚園10月3日再開へ 保護者会で防止策説明 牧之原園児死亡
-
牧之原の川崎幼稚園が10月に再開の意向
-
バス短時間置き去り3件 直近1年「ヒヤリ事案」43件 静岡県、保育施設調査結果を公表
-
メンタルケア窓口 保護者から相談38件 牧之原園児死亡
-
送迎バス安全管理指針 静岡県、独自に策定へ 知事表明
-
静岡空港、国際線再開「年内に」 知事が所信表明 静岡県議会開会
-
政府緊急対策 バス安全装置の設置義務化が焦点 牧之原園児死亡
-
バス安全監査、口頭のみ 2021年度初実施時「問題なし」 牧之原園児死亡、県指導不十分か
-
後任理事長に息子 保護者「信じる」「葛藤」 牧之原園児死亡
-
後任に前理事長の息子 牧之原、園児死亡事件の学校法人
-
突然変わった通園先 保護者の心境複雑 信頼崩れるも「子どもには大切な場所」 牧之原園児死亡
-
送迎バス運行状況調査 静岡市 牧之原園児死亡受け
-
事件受けた市議の議会一般質問制止 議長「通告外」 牧之原園児死亡
-
バス置き去り防止どう徹底 牧之原園児死亡 検知機器導入の動きも
-
川崎幼稚園の理事長兼園長が辞任 牧之原園児死亡
-
送迎バス装飾、再考の動き 牧之原園児死亡 車内見えづらく
-
御前崎市、送迎バス現状報告 牧之原園児死亡 降車後確認徹底求める
-
牧之原市、検証委設置へ 市長方針 安全マニュアル作成も
-
送迎バスの安全対策確認へ 静岡県、250カ所調査 牧之原園児死亡受け
-
首相指示 園児ら送迎バス1万カ所点検へ 安全管理マニュアル整備も 牧之原園児死亡
-
幼稚園「改善勧告」視野に静岡県調査 在籍児168人、他園受け入れ整う 牧之原園児死亡
-
静岡県と市、園を特別監査 牧之原・園児置き去り 安全管理など調査
-
牧之原・園児置き去り事件 運営法人、3施設の管理返納意向 市議会全員協議会
-
バス保有園に立ち入り 静岡県、安全態勢調査へ 牧之原園児死亡
-
ICT「補助的」存在 保育関係者「人による確認が基本」口そろえる 牧之原園児死亡
-
牧之原園児死亡 安全管理や保護者のケア求める声相次ぐ 静岡県社会福祉審議会部会
-
島田市 園児出席確認など全園対象に調査 牧之原園児死亡
-
こども園、9日にも特別監査 牧之原・園児死亡 静岡県と市
-
女児の父、悲痛の訴え「娘は降りる順番を待っていたはず」 牧之原園児死亡、保護者説明会
-
車内15分で命の危険 真夏エアコン停止後、JAF静岡が見解
-
「大人は、子どもの不安受け止めて」 静岡県公認心理師協会・中垣真通氏
-
大自在(9月8日)送迎バス園児死亡
-
記者コラム「清流」 生かされなかった反省
-
牧之原・園児置き去り死亡 幼稚園の記者会見要旨
-
こども園送迎バス 掛川市が安全確認 牧之原園児死亡受け
-
牧之原市の通園バス車内の園児死亡