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静岡人インタビュー「この人」 沼津市茶道連盟の会長に就いた 東海庵龍子さん(沼津市)

 茶道7流派でつくる沼津市茶道連盟の会長に4月末に就いた。毎年、三嶋大社で献茶式を行う東海流の家元を夫に持つ。本名は長島幸子さん。76歳。

東海庵龍子さん
東海庵龍子さん

 -茶道を始めたきっかけは。
 「先代東海流家元の父を持つ夫と結婚したこと。何も分からない中、義母の背中を見て茶道を学んだ。沼津での茶会に通い、周囲の勧めで茶道研究家の杉浦澄子先生にも学んだ。月に1回程度東京に通い、杉浦先生から茶わんや掛け軸、表具の見方などを丁寧に教えてもらった。自分の茶道の輪郭をつくってもらったと感謝している」
 -茶道の精神とは。
 「豊かな心で人に接し、明るく過ごせるように努めること。多くの恩恵に感謝することも大切。例えば茶を頂くとき、湯を沸かした人、お茶を作った人などさまざまな人の手を渡ったことに気づき、生かされていることを感じる。茶道の基本は日常生活で大事にするべき心がけと同じ」
 -就任を受けて。
 「夢にも思っていなかった。不安もあったが光栄だと引き受けた。連盟では3カ月に1度ほど会合を開き、行事などに向けた意見交換をしている。主なイベントは、市と運営するぬまづ茶会と秋季茶会。秋季茶会は11月に予定していて今年で40周年を迎えるため、記念になる企画を検討している」
 -意気込みは。
 「会員とコミュニケーションをとり力を合わせて進めていきたい。柿田川の湧水や沼津のお茶など地元産のものを連盟が行う茶会などで取り入れることを目指している。地場産業の盛り上げに一役買うことができたら。コロナ禍で普及活動に難しさを感じるが、工夫して市内の茶道文化の発展に貢献したい」

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