「ピアノアクション」新装 浜松科学館 鍵盤マットで自由に演奏

 河合楽器製作所(浜松市中区)は浜松科学館(同)に常設している同社のブース「ピアノアクション」をリニューアルし、13日に運用を開始した。

リニューアルされたピアノアクションで演奏を楽しむ児童=浜松市中区の浜松科学館
リニューアルされたピアノアクションで演奏を楽しむ児童=浜松市中区の浜松科学館

 新たな展示は、床面に敷いたセンサー付き鍵盤マットを踏んで、自由に演奏などを楽しみながら、ピアノの仕組みを学べる内容。後方のアップライトピアノが床面の鍵盤と連動しているため、本物の鍵盤の動きや構造を見ることができる。
 同社のソフトウエア「ピアノマスターdp」の技術を活用し、ゲーム感覚の演奏も可能。レベル別の三つのボタンから、「やさしい」(ハッピーバースデートゥユー)、「ふつう」(森のくまさん)、「むずかしい」(エリーゼのために)のいずれかを選択し、モニターや足元で光るLEDランプを見ながら指示された鍵盤を踏んで演奏する。得点や消費カロリーも表示される。曲目は季節ごとに変わる予定。
 リニューアル記念セレモニーで、同社の河合健太郎副社長は「弊社のアコースティックピアノ、電子ピアノ、コンピューターミュージックが融合した展示になっている」と述べた。

いい茶0
あなたの静岡新聞 アプリ
地域再生大賞