田んぼアートの「虎」収穫 菊川市下内田
田んぼアート菊川実行委員会は11日、菊川市下内田の田んぼアート会場で収穫祭を開いた。3年ぶりに一般の参加者を募り、市内外の120人が稲刈りに汗を流した。
今年の絵柄は干支(えと)にちなんだ2種類の虎。参加者は虎を表現した黄金色の稲や、絵柄の輪郭に使われた黒い稲など、品種別に分けて鎌で刈り取った。刈った稲は1週間ほど干した後、脱穀する。
友人らと参加した内田小5年の鈴木香胡さん(11)は「苗を植えた時より大きくなっていてびっくりした。おにぎりにして食べたい」と話した。
田んぼアートは15年目。夏には毎週末鑑賞やぐらを開放し、今年は約5500人が来場した。