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牧之原の王位戦攻防 ファン注目 青野九段が大盤解説

 将棋の藤井聡太王位(20)=竜王・叡王・王将・棋聖との五冠=に豊島将之九段(32)が挑んだ第63期王位戦7番勝負第5局(日本将棋連盟など主催)に合わせ、会場の平田寺と同じ牧之原市の相良総合センターで6日、大盤解説会が開かれた。

大盤解説会で対局の流れを説明する青野九段(右)=牧之原市
大盤解説会で対局の流れを説明する青野九段(右)=牧之原市

 田村康介七段(46)と、ゲストで参加した立会人の青野照市九段(69)=焼津市出身=が、抽せんで選ばれた県内外のファン約70人を前に大盤の駒を動かして対局の流れを説明した。竹部さゆり女流四段(44)が聞き手を務めた。
 青野九段は激しい攻防を解説しつつ、牧之原市が日本有数の茶の産地であることや、平田寺が田沼意次ゆかりの古刹(こさつ)であることを紹介した。
 妻が牧之原市出身という自営業高橋伸太郎さん(35)=東京都=は、今年将棋を始めた長男の孝太郎君(5)と一緒に参加。「将棋の内容はまだ分からないかもしれないが、一つの経験になれば」と成長を願った。
 (文化生活部・遠藤竜哉)

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