SPAC野外劇 伊東、浜松へ“出張” 9月11日と10月23日

 静岡県舞台芸術センター(SPAC、静岡市駿河区)が、普段の劇場から離れて演劇を見せる「ふじのくに野外芸術フェスタ2022」を9月に伊東市で、10月に浜松市で各1回開く。手軽に観覧できる野外劇を通じて、身近な場所で演劇に触れられる機会にする。

「ちんどん海遊記」の稽古に臨む出演者=静岡市駿河区の県舞台芸術公園
「ちんどん海遊記」の稽古に臨む出演者=静岡市駿河区の県舞台芸術公園

 9月11日には、伊東市の宇佐美留田浜辺公園でのまちおこしイベント「Usamiフェス」に出演する。SPACの俳優など9人が「ちんどん海遊記」を披露する。
 カレル・チャペックの戯曲「白い病」を基にした風刺劇。架空の旅劇団が繰り広げるドタバタ劇の中には、パンデミック(感染症の世界的大流行)や戦争といった現実を織り込んだ作品だ。
 10月23日には、浜松市中心街の旧松菱跡地で、俳優ら3人が「松菱跡地のさかさま姫」を上演する。多様な人々が集うイベント「オン・ライン・クロスロード2022」の中でステージに上がる。
 両作の演出を担う山田裕幸さん(劇団ユニークポイント代表)は「来場者がどの部分からでも見られることを意識している。優れた俳優を見るきっかけになればいい」と話す。
 いずれも観覧無料。問い合わせはSPAC<電054(203)5730>へ。

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