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風速100メートル竜巻対応へ 浜岡原発安全策、中電が説明

 静岡県防災・原子力学術会議原子力分科会が5日、静岡市内で開かれた。中部電力が浜岡原発(御前崎市佐倉)の外部火災と竜巻対策について説明した。

外部火災と竜巻への対応を議論した原子力分科会=5日午後、静岡市内
外部火災と竜巻への対応を議論した原子力分科会=5日午後、静岡市内

 中電側は森林、施設内の軽油、重油タンク、航空機などの墜落よる火災を想定。森林火災は原子炉施設への延焼を避けるために防火帯を設置する考えを示した。
 竜巻への対応は、御前崎市から愛知県沿岸部で、発電所周辺の気象条件と類似する地域の過去の竜巻発生状況を確認して、基準となる竜巻を風速92メートルとした。設計では「安全側に切り上げて最大風速100メートルに耐え得る設定にする」と説明した。
 委員からは竜巻への対応について「浜岡の対策だけでなく、審査が先行する他の原発や海外での対策事例を説明した上で県民の理解を得る必要がある」との指摘があった。火災発生時の初期消火の在り方についての質問もあった。
 県の石野好彦危機管理部長は「ウクライナ問題で原発の安全性への関心が高まっている。分科会では引き続き分かりやすい情報発信をしていく」と述べた。
 (社会部・中川琳)

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