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小山中生、妖精の構想練る 制作アーティスト指導 芸術イベント展示へ

 小山町立小山中は5日、地元の成美地区中心部で10~11月に開かれる芸術イベント「アートウオークおやま」の展示作品の構想を練るワークショップを行った。作品の題材は、出現場所によって形や表情が違う妖精「ゴブリン」。全校生徒が町の環境や町民の人柄に着想を得て、作品にしてほしいゴブリンの姿を考えた。

小山町の環境や町民の人柄に着想を得て、作品にしてほしいゴブリンの姿を考える生徒=小山中(写真の一部を加工しています)
小山町の環境や町民の人柄に着想を得て、作品にしてほしいゴブリンの姿を考える生徒=小山中(写真の一部を加工しています)


 ゴブリンは欧州に伝わり、森羅万象に宿るとされる妖精。特定の姿形はない。作品制作を担当するアーティストの小中大地さん(37)=茨城県つくば市=らが講師を務めた。
 生徒はまず町の魅力や特色を思い描き、イメージを膨らませてゴブリンの姿を追い求めた。「豊かな自然に溶け込むゴブリン」「金太郎のようなゴブリン」「山の緑と川の水色を合わせた色のゴブリン」といったアイデアが出た。
 小中さんは生徒の意見を参考に作品を制作し、10月22日~11月6日のイベントで商店街の随所に展示する。一部は生徒が制作する。来訪者に回遊を促す仕掛けとして、クイズラリーを行う。
 (御殿場支局・矢嶋宏行)

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