⚾秋季高校野球静岡県大会 組み合わせ決定 9月10日開幕

 来春の選抜大会につながる第75回秋季高校野球県大会の組み合わせが5日、決まった。大会は10日に草薙など5球場で開幕し、25日に決勝と3位決定戦を行う。上位3校は10月22日から草薙球場などで行われる東海大会に出場する。
 >秋季高校野球静岡県大会トーナメント表
 出場は各地区を勝ち抜いた36校に、全国選手権大会出場の日大三島を加えた37校。小山と湖西は初出場、天竜は校名変更後初の出場となる。初戦(1、2回戦)は磐田東-日大三島、島田商-天竜、沼津商-静岡商、飛龍-常葉大橘などで好ゲームが期待される。
 各地区の上位4校を中心に混戦になりそうだ。中部は地区大会で3投手が先発するなど層が厚い東海大翔洋、夏の主力が多数残る駿河総合などの戦力が充実している。静岡も藤田、知念、猪股ら夏の経験者が軸。藤枝明誠は地区の全3試合でコールド勝ち。東部は昨秋の東海覇者日大三島や加藤学園、知徳、御殿場西、沼津商などが上位をうかがう。日大三島は永野、池口ら甲子園経験者が複数残り、投手は左腕竹田が中心。加藤学園は前チームからエースの左腕大木が安定。知徳は196センチの長身右腕小船の成長が著しい。
 西部は掛川西や常葉大菊川、浜松開誠館、浜松西が上位候補。掛川西は今夏も厳しい場面で登板し、結果を残した主戦黒羽の信頼が厚い。今春の東海大会を制した浜松開誠館は140キロ超の近藤や制球力がある広崎に加え1年生投手も成長している。常葉大菊川は経験豊富な捕手鈴木叶が攻守の要。切れ目のない打線は今チームも健在だ。浜松西は打撃好調。昨秋東海準優勝の聖隷クリストファーは今夏のエース今久留主に加え、長身右腕川名が控える。

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