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静岡県西部各地で防災訓練 地域結束、住民の命守れ

 静岡県総合防災訓練が中部地区を主会場に行われた4日、西部各地でも、地震災害などを想定した住民の安否や避難路の確認、備蓄品の点検、初期消火などの訓練が進められた。 2日に局地的な大雨に見舞われた浜松市では、水害対策の重要性を再認識する防災関係者の姿が見られた。

安否確認などの訓練をする小松八幡町内会の住民たち=浜松市浜北区の小松八幡公会堂
安否確認などの訓練をする小松八幡町内会の住民たち=浜松市浜北区の小松八幡公会堂
浜松市東区篠ケ瀬町で行われた防災訓練=同区の篠ケ瀬町公会堂
浜松市東区篠ケ瀬町で行われた防災訓練=同区の篠ケ瀬町公会堂
重機で大型土のうを設置する訓練参加者=掛川市板沢
重機で大型土のうを設置する訓練参加者=掛川市板沢
QRコードでボランティアを受け付けた運営訓練=菊川市半済の市総合保健福祉センタープラザけやき
QRコードでボランティアを受け付けた運営訓練=菊川市半済の市総合保健福祉センタープラザけやき
安否確認などの訓練をする小松八幡町内会の住民たち=浜松市浜北区の小松八幡公会堂
浜松市東区篠ケ瀬町で行われた防災訓練=同区の篠ケ瀬町公会堂
重機で大型土のうを設置する訓練参加者=掛川市板沢
QRコードでボランティアを受け付けた運営訓練=菊川市半済の市総合保健福祉センタープラザけやき


隣保班ごとに安否確認 浜松市浜北区



 2日の豪雨で越水が確認されたという馬込川流域にある矢矧(やはぎ)橋(浜松市浜北区)の南東約800メートルの小松八幡公会堂(同区小松)では、小松八幡町内会が住民約450世帯1460人の安否確認などを行った。

 3、4世帯でつくる隣組がそれぞれ顔を合わせて身の安全を確保した上で、15~20世帯で構成する隣保班の代表者が同公会堂を訪れて班の状況を町内会長らに報告。地区内の防災倉庫の備蓄品なども確認した。

 同町内会の地区内は2日の豪雨で多くの道が水に漬かった。町内会の防災委員事務局を務める松島一博さん(54)は、各班の代表者が公会堂に足を運ぶのは課題もあるとして「今後は連絡アプリを活用するなど、わざわざ集まらなくとも安否を確かめられる方法を検討したい」と話した。

水害対策を議論 浜松市東区



 浜松市東区篠ケ瀬町では自主防災隊の住民35人が公会堂に集まり、訓練と意見交換を通じて防災意識を高めた。

 2日の大雨で、同区や浜北区で家屋の浸水被害や道路冠水が発生したことを受け、 同町近くの安間川が氾濫した場合の対策を改めて話し合うことを確認した。鈴木滋芳自治会長(67)は「冠水の危険性は比較的低い地区だと思うが、災害は何が起きるか分からない」と気を引き締めた。

のり面崩落を復旧 掛川



 掛川市では、掛川建設業協同組合がのり面崩落の被害を受けた現場を復旧する訓練に取り組んだ。小型無人機ドローンや重機を駆使して、段差の解消や土砂の撤去、大型土のうの設置などを行った。

 役員と市内建設業若手リーダーの会「新風会」のメンバーら約30人が対応に当たった。同組合の平野勝啓理事長は「行政と指揮系統の連携を図る必要がある。社会的な役割をアピールしたい」と話した。

QRでボラ受け付け 菊川



 菊川市では、市社会福祉協議会が災害ボランティアセンターの運営訓練を行った。密集を避けるため、初めてQRコードを使った受け付けを試行し、実効性を検証した。

 職員とボランティアコーディネーター養成講座の受講生ら約60人が参加した。ボランティア役の参加者は、スマートフォンでQRコードを読み取り、体温や体調などの情報を入力した。現場周辺の地図の提供などにもデジタル技術を活用した。

バケツリレー体験 御前崎



 御前崎市の塩原公民館では、地元住民約60人がバケツリレーや水消火器を使った消火訓練などに取り組んだ。毛布と物干しざおで担架をつくってけが人を運んだり、飲み水の確保のため側溝の水を装置で浄化したりする活動も行った。

 塩原町内会の松本全弘会長(66)は「3年ぶりなので機材の確認も含めて一通り実施した。大雨など地震や津波以外の災害にも対応できるようにしていきたい」と話した。

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