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波に乗れ! 静岡県勢躍動 御前崎で初のサーフィン国際大会開幕

 御前崎市では初のサーフィン国際大会「ホワイトバッファロー御前崎プロ」が1日、同市の御前崎ロングビーチで開幕した。世界団体「ワールドサーフリーグ」公認のプロツアーで、成年女子と20歳以下(ジュニア)の男子、女子の3部門に国内外の選手延べ約90人が参加。4日まで熱戦を繰り広げる。

波を攻める足立海世選手=御前崎市の御前崎ロングビーチ
波を攻める足立海世選手=御前崎市の御前崎ロングビーチ
会心のライディングに笑顔を見せる佐藤李選手=御前崎市の御前崎ロングビーチ
会心のライディングに笑顔を見せる佐藤李選手=御前崎市の御前崎ロングビーチ
波を攻める足立海世選手=御前崎市の御前崎ロングビーチ
会心のライディングに笑顔を見せる佐藤李選手=御前崎市の御前崎ロングビーチ

 20分間の試合時間で波に乗り、技の精度や力強さなどを競う。初日は不規則に風が吹き荒れる難しい条件だったが、東京五輪女子銅メダリストの都筑有夢路選手(21)ら実力者が手堅く勝ち進んだ。
 御前崎市からは女子の佐藤李(16)、池田美来(14)の両選手が出場した。成年とジュニアの両方で勝ち残った佐藤選手は「焦らず、でも波を選びすぎないよう心掛けた」と地元らしい落ち着きを見せ、ジュニア男子で1回戦を通過した足立海世選手(14)=伊豆市=は「これからはもっとうまい選手が出てくる」と気を引き締めた。選手や大会関係者は競技終了後に海岸清掃も行った。
 小野田政宏大会実行委員長(55)=御前崎市=は「若い選手が世界に羽ばたくきっかけになれば」と期待を込めた。
 大会日程は天候次第で3日が最終日になる可能性がある。

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