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牧之原市 自治基本条例10周年 北川名誉教授(早大)が講演

 牧之原市は27日、市自治基本条例施行10周年を記念したシンポジウムを同市の相良総合センター「い~ら」で開いた。市職員や自治会関係者ら約300人が参加し、基調講演やパネルディスカッションを通じて、市民協働のまちづくりの重要性を改めて考えた。

市民協働のまちづくりの重要性を強調した北川名誉教授=牧之原市の相良総合センター「い~ら」
市民協働のまちづくりの重要性を強調した北川名誉教授=牧之原市の相良総合センター「い~ら」

 同条例は市民や議会、行政が協働したまちづくりを推進することを目的に、2011年10月に施行された。
 シンポジウムでは元三重県知事で早稲田大の北川正恭名誉教授が講演し、地方分権が進む中、住民が自治体の意思決定に関わることの必要性を他市町の事例を挙げて紹介した。同市が本年度中の策定を目指す「第3次総合計画」にも触れ、「条例が根底にあることを忘れず、皆で地域をつくるという意識を高めてほしい」と強調した。
 このほか北川名誉教授や杉本基久雄市長らを交えたパネルディスカッションを行った。

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