沼津拠点に活躍 市民が活動紹介 4人トークイベント

 沼津市リノベーションまちづくり実行協議会事務局は24日、沼津を拠点に多彩な分野で活躍する市民らを招いたトークイベント「LINK NUMAZU」を同市大手町の沼津ラクーンで開いた。

沼津市を拠点に活躍する市民をゲストに招いたトークイベント=沼津市の沼津ラクーン
沼津市を拠点に活躍する市民をゲストに招いたトークイベント=沼津市の沼津ラクーン

 ゲスト4人が自身の経歴や活動を紹介した。民間で教育事業に携わる鈴木歩美さんは海外留学など「マイノリティーになった」経験から人はそれぞれ違って当たり前であると感じたといい、「一人一人がのびのびと過ごせる教育の場をつくりたかった」と語った。
 サッカーJ3アスルクラロ沼津の、鈴木拳士郎選手=同市出身=は愛鷹広域公園多目的競技場の照明問題のクラウドファンディングに触れ、「サッカー以外の問題でチームが(Jリーグから)なくなるのはさみしかった」とし、支援に感謝した上で「サッカーで地元を盛り上げたい」と話した。そのほか、コーヒー焙煎(ばいせん)業で起業した古谷哲成さん、飲食店店主の神宮優子さんも登壇した。
 イベントは地域活性に取り組む市民同士をつなげて新たな可能性を生み出そうと企画された。今回は19回目で約50人が参加した。

いい茶0
あなたの静岡新聞 アプリ
地域再生大賞