日本と中国 子どもの日常写す 浜松で友好推進願い写真展

 日中国交正常化50周年を記念した「日中子ども写真展」(実行委員会主催)が25日、浜松市中区のクリエート浜松で始まった。写真家岡本央さん(75)=東京都=が両国の子どもを撮影した約100点が並ぶ。28日まで。

中国の子どもの様子を写した写真を眺める来場者=浜松市中区のクリエート浜松
中国の子どもの様子を写した写真を眺める来場者=浜松市中区のクリエート浜松

 友好推進を願い、県内の関係団体が企画した。岡本さんは中国各地を旅して、人々の日常生活を撮り続けている。自宅の前で洗濯を手伝ったり、川で水牛に乗って遊んだりする少年少女の写真は笑顔が印象的。本県での展示にちなみ、富士山を背景に記念撮影に臨む日本の子どもたちを撮った作品も見られる。
 入場500円(大学生以下無料)。会場では27日午後2時から、中国人留学生の教育に力を入れた掛川市出身の松本亀次郎(1866~1945年)らについての講演とシンポジウムを行う。
 写真展は9月2~4日に静岡市民ギャラリー(同市葵区)、9~11日に大日本報徳社特設ギャラリー(掛川市)、16~18日に「キラメッセぬまづ 沼津市民ギャラリー」(同市)でも開かれる。

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