静岡人インタビュー「この人」 西伊豆町地域協力隊として介護予防の体操普及に取り組む 国島学さん(西伊豆町)

 4月に西伊豆町地域おこし協力隊に就任した。理学療法士の資格を生かし、健康事業を担当する。町が推進する介護予防を目的とした「シルバーリハビリ体操」の普及や住民指導士の育成に尽力する。東京都出身。これまで都内で訪問リハビリなどに従事した。31歳。

国島学さん
国島学さん

 -指導士が高齢者に体操を教え、自立を支援する実証実験が町で始まる。指導士に伝えたいことは。
 「高齢者が想定外の動きをした際の対応など、実際に指導する中で学ぶことが多い。初対面で相手の身体状況が分からない不安もあると思うが、自信を持って指導し、動作の改善や回復が見られた際の喜びを味わってもらいたい」
 -町の介護や生活実態をどう見るか。
 「専門職が不足している印象を受ける。介護事業者の負担軽減のためにも、住民が病気になりにくい体づくりに取り組むことが欠かせない。親戚とかではなく、近隣の住民同士で買い物などの生活支援が広がっている環境がとても良いところ」
 -町での生活は。
 「町内で地域おこし協力隊のコミュニティーがあり、農業や狩猟などさまざまな分野のスペシャリストと交流することで新たな発見がある。沖釣りやシイタケの原木栽培など、自然豊かな環境で貴重な経験ができ、充実している」
 -意気込みを。
 「協力隊の活動で各地区のサロンを訪問したり、高齢者の自宅を訪問したりする機会も多い。地域の相談役として悩みを聞いて丁寧にアドバイスし、住民の健康増進を後押ししていきたい。若年層や中年層が活用できるトレーニングジムの立ち上げも検討したい」

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