中小企業デジタル化へ 御前崎市と市商工会、島田掛川信金が協定
御前崎市と同市商工会、島田掛川信用金庫はこのほど、市内中小企業のデジタル化推進を目的とした連携協定を結んだ。同市役所で締結式を行い、柳沢重夫市長と河原崎健司市商工会長、伊藤勝英同金庫理事長が協定書にサインした。

同金庫と商工会の職員は市内の中小企業を対象に、専用の診断ツールで業務面のデジタル技術の活用状況を把握する。助言したり専門家を紹介したりする他、補助金申請などの相談にも応じる。診断結果は市も共有し、施策に反映する。
同金庫がデジタル化推進に関して県内の自治体、商工団体との3者協定を結ぶのは4例目。伊藤理事長は「デジタル化は企業の生産性向上に不可欠」と語った。