野鳥と環境 保護を訴え 富士で写真展

 東静野鳥写真クラブ(渡辺修治代表)の野鳥写真展が富士市の市立中央図書館分館で開かれている。県東部と伊豆地区の会員の作品を通じて、希少な鳥と生息環境の保護を訴えている。入場無料。

会員が希少な野鳥の姿を捉えた写真展=富士市の市立中央図書館分館
会員が希少な野鳥の姿を捉えた写真展=富士市の市立中央図書館分館

 アマチュア写真家として活動する13人による計37枚。朝霧の中で仲良く遊ぶヤマセミや、三嶋大社の水面に泳ぐオシドリ、羽繕いをするサンコウチョウなどを幻想的に撮影している。
 タカ科のチュウヒは生息地となるアシ原の減少から撮影が難しくなっている絶滅危惧種。東北地方の菜の花畑で翼をV字にして飛ぶ姿などに来場者が見入っている。
 同会場は21日まで。9月22日から伊東、10月1日から清水町でも開催を予定している。

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