モデルハウスの骨組みに絵 三島、障害者らワークショップ

 三島市のSBSマイホームセンター三島展示場で18日、障害者支援のNPO法人「エシカファーム」(同市)の利用者らが、建て替え中のモデルハウスの骨組みに絵を描くワークショップが行われた。

思い思いにデザインを描く参加者=三島市のSBSマイホームセンター三島展示場
思い思いにデザインを描く参加者=三島市のSBSマイホームセンター三島展示場

 モデルハウスを建設中のミサワホームと障害者支援のクロスチーム(東京)、同NPOによる共同開催。参加者は好きな色の絵の具を選び、ローラーなどで思い思いに木の骨組みに塗り重ねた。完成したデザインはモデルハウスの壁の中に残るほか、模造紙にも描いた絵はカーテンや壁紙などのインテリアに活用するという。
 ミサワホームは3月にもワークショップを開き、同NPOの利用者が描いたデザインを住宅展示場の仮囲いに「チャレンジド・デザイン・フェンス」として展示している。同様の取り組みは三島駅南口の再開発事業でも行う予定で、同社の担当者は「障害者の活躍を身近に感じてもらいながら、家造りにも興味を持ってもらいたい」としている。

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