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牧之原活性へ「勝負メシ」 地元食材で新メニュー、将棋王位戦昼食も期待

 牧之原市は17日、新型コロナウイルスで落ち込む市内経済の活性化に向け、地元食材を使った新メニュー「勝負メシ」プロジェクトの実食審査会を市内で開いた。市内では9月5、6の両日に将棋の藤井聡太王位に豊島将之九段が挑む王位戦第5局を控えていて、昼食時の提供メニューとしての活用も期待され

地元食材を使用した勝負メシを審査する杉本市長(右から2人目)ら=牧之原市内
地元食材を使用した勝負メシを審査する杉本市長(右から2人目)ら=牧之原市内

 同プロジェクトには「ランチ」「スイーツ」の2部門に市内の飲食店などから計20点の出品があり、会場には特産の自然薯(じねんじょ)と地元野菜を活用したそうめんや、市内産の茶や果実をふんだんに使った菓子などが並んだ。杉本基久雄市長や商工会関係者らが見た目や味、料理のコンセプトなどのポイントで評価し、優秀作品を決めた。
 考案された作品は今後、市内で開催されるイベントでの販売に加え、「勝負メシ」をまとめたパンフレットを発行し、市内外への周知を図っていくという。杉本市長は「両部門ともに力作がそろった。牧之原市を内外にPRする最高の舞台でのおもてなしに加え、地域活性化のためにも、市民と一体となって盛り上げていきたい」と意気込んだ。
 (榛原支局・足立健太郎)

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