津波避難複合施設 23年12月に完成へ 伊豆・土肥地区
伊豆市議会は15日、臨時会を開き、土肥地区沿岸部の松原公園内に整備する津波避難複合施設の建築工事請負契約締結の1議案を原案通り可決した。施設は来年12月までの完成を予定している。
施設は鉄骨造り地上4階建てで高さ18・8メートル。海抜14メートル以上の3、4階の616平方メートルを避難スペースとして、最大1230人の観光客や地元住民らを受け入れる。平時は1、3階に物販やレストランなどの商業スペースを設け、2階はフリースペース、4階は展望スペースとして活用する。
契約金額は11億6600万円で、松原公園の整備を含む総事業費は14億230万円。市は9月に地元説明会を開き、概要を説明する。