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特集 : 菊川市

戦争の記憶、継承誓う 掛川/菊川/磐田で式典

 77回目の終戦の日を迎えた15日、静岡県西部の各地で戦没者を追悼する式典が営まれた。市民は悲惨な戦争の教訓をかみしめ、平和への誓いを新たにした。

献花して祈りをささげる出席者=掛川市御所原の市生涯学習センター
献花して祈りをささげる出席者=掛川市御所原の市生涯学習センター
戦没者名簿で家族や知人の名前を探す出席者=菊川市本所の菊川文化会館アエル
戦没者名簿で家族や知人の名前を探す出席者=菊川市本所の菊川文化会館アエル
平和への思いを述べる松島さん=磐田市上新屋の市民文化会館「かたりあ」
平和への思いを述べる松島さん=磐田市上新屋の市民文化会館「かたりあ」
献花して祈りをささげる出席者=掛川市御所原の市生涯学習センター
戦没者名簿で家族や知人の名前を探す出席者=菊川市本所の菊川文化会館アエル
平和への思いを述べる松島さん=磐田市上新屋の市民文化会館「かたりあ」


 ■掛川市
 掛川市では、市生涯学習センター(同市御所原)で戦没者追悼と平和祈念の式典が開かれた。遺族会の役員ら約120人が黙とうし、英霊に献花した。
 市内の戦没者は2931人。2021年度の「平和を考える自由研究」の作文部門で最高賞を受賞した東中1年石川星来さんと西中3年八ツ繁佳奈さんがそれぞれ自身の作品を発表し、戦争の記憶の継承を誓った。

 ■菊川市
 菊川市は2022年度、例年8月の追悼式と秋に菊川、小笠の各地区で開催されていた慰霊祭の各行事を市主催の戦没者追悼式に一本化した。遺族会の高齢化に伴う会員減少が要因。見直し後、初となる式典を菊川文化会館アエル(同市本所)で開き、市民が平和を祈願した。
 長谷川寛彦市長はロシアによるウクライナ侵攻を念頭に「同じ苦しみ、悲しみが再び重ねられている。市から強く平和への願いを発信していくことを誓う」と式辞を述べた。司会はフリーアナウンサー小沼みのりさん(40)が務め、遺族から募った手記を朗読した。
 市内では、菊川地区832人、小笠地区488人が戦地で亡くなった。ロビーには戦没者名簿が掲示され、出席者が家族や知人の名前を探した。
 (掛川支局・高林和徳)

 ■磐田市
 磐田市は、同市上新屋の市民文化会館「かたりあ」で平和祈念式を開いた。遺族や中学生約300人が参列。市内戦没者3656人の慰霊と平和への思いを込め献花した。
 広島市の平和記念式典に参加した豊岡中3年の松島琢哩(たくり)さん(15)は「一日でも早く平和が来ることを祈っている」と思いを述べた。
 (磐田支局・太田達也)

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