テーマ : 福祉・介護

「子の力信じて」 ダウン症の書家・金沢さん、長泉で講演

 ダウン症の書家金沢翔子さんと母の泰子さんの講演会がこのほど、長泉町下土狩の町文化センター・ベルフォーレで開かれた。泰子さんは体調不良により急きょ、リモートで参加した。講演では、1人暮らしを続ける翔子さんの様子を紹介。掃除や洗濯などの家事を毎日こなし、日用品をそろえる商店街では地元の人たちに慕われながら社会との関わりを築いていると説明した。泰子さんは「できないと思うのは親の幻想。彼らの力を信じ尊重しやらせてあげることが大切」と語った。

翔子さん(右端)が力強くしたためた書=長泉町下土狩の町文化センター・ベルフォーレ
翔子さん(右端)が力強くしたためた書=長泉町下土狩の町文化センター・ベルフォーレ

 翔子さんは会場で揮毫(きごう)も披露した。スマートフォンの画面越しに泰子さんの激励を受け、落ち着いた様子で「共に生きる」と書き上げた。会場からは、力強い作品と親子の絆に喝采が送られた。
 講演会は、放課後等デイサービスを運営する一般社団法人希望(長泉町)と、児童発達支援事業所を運営する同法人エスパス(同)が、子どもの障害や自立への子育てについて考えるイベントとして企画した。
 (東部総局・水野紗希)

 

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