⚽ジュビロ磐田決壊 6失点、最下位に沈む J1第25節

 明治安田J1リーグは13日、エコパスタジアムなどで第25節の2試合が行われ、前節17位の磐田は浦和に0-6で敗れ、2連敗。最下位に転落した。

磐田―浦和 後半21分、浦和・小泉に5点目を許す磐田イレブン=エコパスタジアム(浜松総局・二神亨)
磐田―浦和 後半21分、浦和・小泉に5点目を許す磐田イレブン=エコパスタジアム(浜松総局・二神亨)


 ②エコパ(浦和2勝)▽観衆12462人
 浦和 8勝11分け6敗(35) 6(3―0 3―0)0 磐田 5勝7分け13敗(22)
 ▽得点者【浦】モーベルグ2(8)小泉2(2)伊藤(4)ユンカー(5)

 【評】磐田は序盤の失点を挽回できず、浦和に大敗した。
 磐田は立ち上がりを狙われ前半5分、右サイドで球を失うとカウンターから先制点を奪われた。さらに13分には自陣で球を奪われ、ショートカウンターで追加点を許した。40分にはMFモーベルグに3点目を決められた。
 後半は4バックに変更し攻撃に転じたが、決定力を欠いた。逆に18分と21分にはサイドからクロスを上げられて連続失点し、34分には6点目を奪われた。


 ■クラブワーストタイ 6失点
 雨でぬかるんだピッチを言い訳にできないほど、浦和との完成度の差は歴然だった。磐田は今季何度も痛い目に遭ってきた開始15分までに2失点。この日残留を争う神戸が勝ったことで、クラブワーストタイとなる6失点で衝撃的な連敗を喫した磐田は、再び最下位に転落した。
 3月のリーグ戦で1-4と大敗した浦和の攻撃陣は強力だった。前回も前半だけで3失点を喫しただけに試合の入りは十分に警戒したはずだ。だが、右サイドで奪われた1点目も、自陣深くで失った2点目も、不用意と言わざるを得なかった。
 開幕から何度も修正を試みながら、立ち上がりの速い攻撃からの失点癖が改善できない。伊藤監督は「ミス絡みでの失点が多い。リスクマネジメントが足りなかった」と言葉を絞り出した。攻撃面だけでなく、帰陣のスピードでも好調を維持する浦和に圧倒され、好機を摘まれた。
 夏場を迎えた後半戦8試合で1勝1分け6敗と大きく失速。8試合で2得点、16失点と深刻な状況だ。途中出場で奮闘したMF松本は「残り試合でチームがばらばらになることなく、どんな状況でも戦い抜く」と気丈に前を向いた。
 残留を争うチームが積極的な夏の補強に動く中、磐田はDF松原一人にとどまった。残り9試合、現有戦力で死力を尽くすしか残留への道は残されていない。

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