ドラマ「孤独のグルメ」に登場、二色まぶし うなぎ・和食処「松の家」【静岡県西部 聖地巡礼!!】

 細かく切ったうなぎのかば焼きと白焼きの丼セット「二色まぶし」(税込み3500円)。ドラマ「孤独のグルメ」で俳優松重豊さん演じる主人公井之頭五郎が1年の〝締め〟の一品に選んだ。まずはそのまま味わい、次は薬味を乗せて。最後は自家製ブレンドだしを掛けて、するするっと流し込む。1度で3回楽しめるぜいたくさ。いや、丼が二つだから実質的に6回楽しめる。胃袋も心もしっかりと満たしてくれる。
 いつまでそのまま食べ、いつ、だしを掛けるのかー。箸を進めながら悩んでしまう。そんな様子に気付いた店長の新村恵さんが「皆さんそうですよ」と声を掛けてくれた。

細かく切ったうなぎのかば焼きと白焼きの丼セット「二色まぶし」。ドラマにも登場したスタッフの北川佳澄さんが運んできてくれた=浜松市西区舘山寺町のうなぎ・和食処「松の家」

 

 舘山寺門前通りの入り口に店を構えて半世紀以上。「店の面構えがいい」と五郎に評され、60店近い候補の中から、スタッフらの実地調査でロケ地に選ばれた。ドラマの影響で客層は中部圏から全国へと拡大。五郎や、客として登場する原作者久住昌之さんが座った席を希望し、席待ちの行列ができてしまうこともあったため、テーブルのレイアウトを変更したほどだ。

五郎らが座った席を待つ行列ができてしまうため、元々は横にくっつけていたテーブルのレイアウトを変更した。

 

ドラマ「孤独のグルメ」のロケ地になった「うなぎ・和食処『松の家』」=浜松市西区舘山寺町

 

  実は同店スタッフの北川佳澄さんもドラマに登場し、久住さんにうなぎの肝焼きを出している。ビールと一緒に楽しむ肝焼きはさぞかしうまいだろう。「うなぎ、うなぎ。テンション急上昇」。五郎の言葉に、うなずくばかりだ。

 

ボリュームたっぷりの「二色まぶし」。まずはそのまま食べ、次は薬味を載せて楽しむ。

 

最後は自家製オリジナルだしを掛けてだし茶漬けに。するするっと胃袋に流し込む。

 店の近くには五郎が訪れた志ぶき橋や舘山寺サンビーチも。近くでは親子連れが水遊びを楽しんでいる。絶景の浜名湖で夏のひとときを過ごすのもいい。
 営業は月ー金曜(火曜定休)が午前10時半~午後3時、土日が午前10時半~午後6時ごろ(途中休憩あり)。

五郎も訪れた志ぶき橋。絶景の浜名湖を眺めることができる。

 

 【メモ】五郎が「二色まぶし」の次に頼んだ「かきかば丼」は11月中旬から3月中旬までの冬期限定メニュー。かきをかば焼きのたれで調理し、二食まぶしと同様に一度に3種の味わいを楽しめる。山の家は新たな季節メニューとして特産の鱧(はも)を使った「鱧まぶし」を考案し、発売した。細かく切った鱧の天ぷらにかば焼きのたれを掛けた逸品。ふわふわの鱧に箸が止まらない。最後は天茶漬けも楽しめる。10月末までの予定。本連載後に訪れると、「二食まぶし」に「鱧まぶし」を加えた裏メニュー「三食まぶし」(税込み4800円)が注文できる。

ふわふわの鱧天ぷらの食感とかば焼きのたれの風味がたまらない。

いい茶0
あなたの静岡新聞 アプリ