伊豆伊東高の工事、親子ら見学 加和太建設の教室

 三島市の加和太建設は11日、2023年4月に伊東市内3校を統合して開校する伊豆伊東高の建設現場(同市吉田)で、「本気で楽しむ!夏のけんせつ体験教室」を開いた。県東部中心の小学生と保護者約100人が、現場内部の見学などを通じて建設業の仕事に理解を深めた。

建設現場を見学する参加者ら=伊東市吉田
建設現場を見学する参加者ら=伊東市吉田

 県東部地域局主催の「夏休み自由研究体験講座」の一環。伊豆伊東高は伊東商高の地で、21年10月~23年2月の工期で建物の建設が進んでいる。
 参加者は解説を聞きながら工事途中の校舎内部を見学し、屋上まで階段で上がった。伊東南小3年の関蒼偉君は「360度見渡せて眺めが良かった」と話した。
 そのほか校舎5階・地上約20メートルからそうめんを流す催しや伝統行事「上棟式」の餅まき体験などを楽しんだ。13日に伊東市の児童養護施設の子どもたち向けに、同様のイベントを開催する。
 18、23の両日には新高校に興味関心がある中学3年生と保護者を対象に特別現場見学会を開く。問い合わせは加和太建設のイベント事務局<電055(987)5542>へ。
 (伊東支局・白柳一樹)

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