発熱外来経ず療養サービス 静岡県、受付センター開設 検査キット「陽性」に対応

 静岡県は10日、国が配布する新型コロナウイルスの検査キットを活用し、陽性の場合は発熱外来を経由することなく療養関連の行政サービスを受けられる「自己検査・療養受付センター」を開設した。

静岡県庁
静岡県庁

 国から市町を通じて配布された抗原定性検査キットで自ら検査し、陽性だった場合にセンターのウェブサイトから必要事項を登録する。県の医師が陽性認定すると発生届を作成。保健所が療養証明を発行するほか、療養期間や症状悪化時の連絡先を案内するショートメールが届く。
 対象は無症状、または発熱など軽症者のうち、県内在住、18~39歳、基礎疾患がない、妊娠の可能性がない人などが条件。
 検査キットは準備が整った自治体から順次無料で配る。10日から運用を始めたのは三島市、富士宮市、島田市、富士市。配布場所などは県や市町のホームページで周知する。県によると、地元の医師会などと協議し、配布を希望しない自治体もあるとみられる。
 新型コロナ対策推進課は「感染爆発で発熱外来に患者が殺到し、通常診療に影響が出ている。速やかに行政サービスを受けられる体制で対応したい」と述べた。

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