⚽J1清水 リカルド体制 得点力向上、終盤の攻撃も改善

 J1清水の得点力が高まっている。24試合を終えて総得点はリーグ7位タイの31だが、リカルド監督就任以降の8試合で16と半分以上を占める向上ぶり。攻撃がチームの強みとなりつつある。

7日のFC東京戦でチーム2点目を決める清水のチアゴサンタナ(左)。攻撃が強みとなりつつある=味スタ
7日のFC東京戦でチーム2点目を決める清水のチアゴサンタナ(左)。攻撃が強みとなりつつある=味スタ

 7日の前節FC東京戦を2-0で制し、チームはリーグ後半戦の7試合で4度目となる複数得点を記録した。折り返しの17節時点で複数得点試合が4にとどまっていたことを考えれば、攻撃面の進歩は顕著だ。
 開幕から大黒柱のFWチアゴサンタナを負傷で欠いた今季は、鋭いカウンターがリーグ序盤の武器だった。ただ、6月に就任したリカルド監督は攻撃の構築に独自色を反映。「ボール保持はわれわれの強み」と主導権を握る戦い方にチームを変化させている。
 FC東京戦の先制点も最終ラインからパスをつなぎ、右サイドを打開してゴールに結び付けた。センターバックのDF鈴木義は「選手間の流動的な動きが試合を重ねるごとにできつつあるのかなと思う」と積み上げを実感している。
 課題としていた残り15分の内容も改善されてきた。開幕から16試合得点を奪えなかった後半30分以降で、現在は4試合連続ゴール中。前々節鳥栖戦は後半36分から2点差を追い付くなど、終盤に挽回する力を見せた。今夏の3選手の補強で攻撃陣の選手層は厚みを増した。途中から勢いを与える切り札の奮起にも期待が集まる。
 (運動部・市川淳一朗)

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