通期業績予想を修正 3月期 エンシュウ

 エンシュウは8日、2023年3月期の連結業績予想を修正した。電気代や物流コストの増加を織り込み、経常利益を5月公表の期初予想比5%減の9億5千万円とした。
 純利益は年金制度変更による特別利益などを織り込み7億5千万円、売上高は国内の旺盛な設備投資需要を踏まえて300億円と、いずれも据え置いた。
 同日発表した22年4~6月期連結決算は、売上高が前年同期比17・1%減の48億4200万円、経常損益が9千万円の赤字(前年同期は1億4千万円の黒字)、純損益が1億8100万円の赤字(同2500万円の黒字)だった。前年同期に受注した大型システム案件の反動減や、取引先の生産調整の影響で第1四半期としては5年ぶりに最終赤字を計上した。

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