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静岡人インタビュー「この人」 柳野和也さん 中日本高速道路から出向、国土交通省静岡国道事務所長に就任

 中日本高速道路では東名、新東名高速道の保全や次世代技術を活用した高速道路のマネジメント事業などに携わった。6月から現職。裾野市出身。46歳。

柳野和也さん
柳野和也さん

 -これまでの経歴は。
 「2012年に開通した新東名の整備効果の検証や20年12月に完了した御殿場―浜松いなさ間の6車線化を担当した。スマートインターチェンジ(SIC)事業にも多く携わり、東名の日本平久能山SIC建設に向けた地区協議会の立ち上げに関わった」
 -管内の道路の課題は。
 「東名、新東名、国道1号、国道1号バイパスの4本があり東西の道路が発達しているが、渋滞のボトルネックはある。地域の経済、観光促進のために改善が必要。南北のネットワークも弱点がある。国道1号長沼交差点では南北に交わる道路の渋滞が深刻。渋滞損失時間は県内ワースト1位となっている」
 -重点的に取り組む事業は。
 「まずは、本格化している国道1号静清バイパスの清水立体や藤枝バイパス4車線化、国道139号富士改良の工事に着実に取り組んでいく。長沼交差点は南北道路の立体化や長沼大橋の橋脚の老朽化対策を進める方針が決まり、本年度から地元の静岡市と連携し概略ルートや構造の検討に着手する。富士、富士宮の岳南地域でも交通機能強化に向けた調査を行う」
 -抱負は。
 「高速道路事業で培った知識や経験を生かしつつ、より地域に密着し、課題解決をしていきたい。次世代交通サービス『MaaS』や前職でも携わった自動運転などの技術を活用し、国道1号と接する静岡駅周辺の空間利用の在り方や新たな交通結節点の形を地域と一緒に考えていきたい」
 (社会部・中川琳)

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