掛川、菊川担い手活写 地域おこし協力隊が合同企画 災害救助犬に焦点

 いずれも地域おこし協力隊として活動する掛川市の芳川翠さん(33)と菊川市の大山智世さん(30)が6、7の両日、両市の地域産業や文化の担い手を被写体にした写真撮影会を開いた。地域の魅力の掘り起こしと情報発信の強化が狙い。両市の協力隊による合同企画は初めて。

災害救助犬の訓練の様子を撮影する参加者=菊川市下平川
災害救助犬の訓練の様子を撮影する参加者=菊川市下平川

 7日は市内外から参加した8人が、菊川市に拠点を構える認定NPO法人災害救助犬静岡のメンバーにフォーカスを合わせた。同市下平川の訓練場を訪れ、メンバーが救助犬と共にシーソーやがれきなど足場の悪い中を捜索する様子を撮影した。
 講師は京都府宮津市の写真家中井由紀さんが務めた。地元から参加した動画クリエーター後藤聡子さん(42)は「救助犬の活動を間近で見られる機会は貴重。撮影に臨む意気込みや考え方も学んだ」と話した。
 2日間で計18人が参加した。撮影した作品は9月、両市内で開く写真展で発表する。

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