プログラミング 島商高生が指導 静岡で児童対象
静岡県内の小学生を対象にしたプログラミング教室が4日、静岡市駿河区の県立中央図書館で開かれた。島田商高情報処理部の生徒5人が講師を務め、児童約10人が基礎を学んだ。
生徒は初心者向け学習ウェブサービス「スクラッチ」を使い、プログラミングの仕組みや操作方法を説明した。児童は射撃や釣りなどのゲームを作成。マウスを操作して「矢を構える」「撃つ」などの指示が書かれたブロックを選び、画面上のキャラクターを指示通りに動かした。
静岡市立清水有度一小4年の鈴木啓太君(9)は「射撃が無限にできるようにゲームを改造できて楽しかった」と話した。
情報処理部の大橋洋太部長(17)は「小学生と同じ目線に立って、わかりやすく教えることを心掛けた」と振り返った。