地域活性化活動、ボランティア 悩みを共有 富士で交流会
富士市はこのほど、地域活性化に取り組む市民が思いを語り合うワークショップを市交流プラザで開いた。市民活動やボランティアに興味がある30人が、取り組みを実行中か着手前の段階で抱えている悩みを共有し、解決策を探った。

参加者は5人ほどの班に分かれて、自身や所属する団体の課題を模造紙に書き出した。班長以外のメンバーを一度入れ替え、模造紙に書き残された他者の課題の解決方法を話し合った。「自分の熱意に賛同する仲間がいるか不安」との書き込みに対しては、「SNSなどで目標を宣言して行動を発信し、応援してくれるファンをつくろう」などと意見が出た。
講師に招かれた法政大大学院の石山恒貴教授は、社会的な立場に関係なく誰もが対等な交流の場に参加して知識を吸収する「越境学習」の重要性を伝えた。