新型コロナ検査キット手渡し 富士宮市、10日から配布センター

 新型コロナウイルス感染拡大に伴う発熱外来の逼迫(ひっぱく)解消に向け、富士宮市は10日から、発熱など症状のある市民に抗原検査キットを手渡しで配る「検査キット配布センター」を市救急医療センター敷地内に開設する。市は5日、検査キットを委託業者に引き渡し、配布の流れを確認した。市福祉企画課の担当者は「希望者に即日で渡せる形を目指す」と語った。

配布の流れを確認する市職員(左)と委託業者=富士宮市救急医療センター
配布の流れを確認する市職員(左)と委託業者=富士宮市救急医療センター

 国から静岡県を通じて市に検査キット4750回分が届いた。希望者1人当たり検査キットを2回分ずつ配る。開設は日曜祝日を除く10~24日。対象は発熱など症状があり、医療機関が受診できない市民。8日午後4時から市ホームページで希望受け付けを開始し、10日からドライブスルー方式で配る。
 市と市医師会で医療機関受診の目安などをまとめた案内文を作成し、検査キットと合わせて配布する。陽性者については県と連携して対応する。
 同センター開設は、政府が示した症状のある人に検査キットを配布して自ら検査してもらい、健康観察を受ける態勢整備を進めるとの方針を受けた措置。発熱外来を経ず手渡しによる配布で迅速な検査につなげる。逼迫状況を見ながら開設期間の延長も検討する。
 (富士宮支局・吉田史弥)

 

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