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⚾日大三島、初戦へ気合 6日開幕試合 全国高校野球選手権大会

 第104回全国高校野球選手権大会は6日、兵庫県西宮市の甲子園球場で開幕する。初日の開幕試合で国学院栃木と対戦することが決まった静岡県代表の日大三島は4日午前、尼崎市内で練習に臨んだ。

初戦に向け意気込みを語る日大三島の京井
初戦に向け意気込みを語る日大三島の京井

 選手は機動力を駆使してくる相手の動きを頭に入れながらシートノックに取り組んだ。フリー打撃では最速145キロ右腕の盛永らを想定し、マシンを速い直球に設定して打ち込んだ。
 抽選会から一夜明け、永田監督は相手について「粘りがあり、非常に強いチーム」と印象を語った。開会式直後の試合は「ふわふわした状態をいかに早く平常時に戻すかが第一」と強調した。
 1番に座る京井は「初球からどんどん振っていきたい。自分が塁に出ればチームが勢いづくと思うので、何としても出塁して1番打者の役割を果たしたい」と意気込んだ。投打とも調子は悪くないという主戦松永は「鍵はコントロールミスをなくすこと。打撃では速球に対応して甘い球を打ち返したい」と意気込んだ。

 ■代打の切り札島田 幼なじみと初戦「まさか」 国学院栃木の鈴木
 日大三島の代打の切り札島田と、国学院栃木の中軸鈴木はともに熱海市出身で幼稚園からの幼なじみ。少年野球の多賀ジュニア時代は島田が捕手、鈴木が投手でバッテリーを組んでいたという。
 2人は互いに甲子園出場が決まった後に連絡を取り合い、「当たったらいいね」と話していたという。島田は「まさか初戦で当たるとは思っていなかった」と驚きの表情を浮かべた。
 夏の甲子園の開幕戦という舞台で訪れた旧友との対戦も、負けるつもりはない。島田は「出番があるのは1点がほしい場面だと思うので、打ってチームに勝利を持ってきたい」と気持ちを高めた。

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