動物をテーマに世界の180点紹介 浜松市楽器博物館

 浜松市中区の市楽器博物館でこのほど、特別展「発見! 楽器の動物園」(静岡新聞社・静岡放送後援)が始まった。動物をテーマにした世界中の楽器を集めた。12月13日まで。

動物と関わりのある楽器が並ぶ特別展=浜松市中区の市楽器博物館
動物と関わりのある楽器が並ぶ特別展=浜松市中区の市楽器博物館

 クジャクをかたどったインドの弦楽器や、馬の彫刻が施されたモンゴルの馬頭琴をはじめ、象やカメ、想像上の竜などがデザインされた世界各地の約180点を展示している。動物を素材にした楽器を紹介するコーナーでは、アルマジロの甲羅を使った南米の弦楽器「チャランゴ」や、パプアニューギニアの太鼓「クンドゥ」に用いられるトカゲの皮などに触れることができる。
 同館職員の八樹優月さんは「楽器を通して人と動物の関係や文化に触れてほしい」と話した。

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