難関の基本情報技術者試験 浜松城北工高生3人合格
浜松市中区の浜松城北工高電子科2年の金子晃さん(16)、服部好貴さん(16)、宮嶋侑睦さん(17)がこのほど、合格率2~3割という情報処理の国家試験「基本情報技術者試験」に合格した。
ITエンジニアを目指す上での登竜門とされる試験で、プログラミングや情報セキュリティーなど多様な知識が求められる。コンピューター部に所属する3人は過去の試験問題などに取り組み、分からない時は一緒に議論するなどして理解を深めた。
3人は「範囲が広く勉強が大変だった」と難関突破の喜びを分かち合いながら、「まだスタートライン。これからも協力し合って次の応用試験に合格したい」と声をそろえた。森下博正顧問は「2年生が春に3人も受かるのは珍しい。努力のたまもの」とたたえた。
6月に行われた全国工業高校長協会主催の難関検定にも、同部から7人が合格した。
(浜松総局・北井寛人)