展示拡充、浜松ジオラマファクトリー 改装オープン ザザ西館1階へ
浜松市中区のザザシティ浜松西館の「浜松ジオラマファクトリー」は4日、リニューアルオープンした。手狭だった2階から1階に移転し、展示スペースと展示作品を拡充した。

衣料品店が入っていたテナントを改装し、延べ床面積約115平方メートルと従来の約1・5倍を確保した。展示数は20点ほど増やし、同区の情景作家山田卓司さん(62)の作品約60点や、浜松ジオラマグランプリなどコンテストの上位作品を展示する。山田さんはリニューアルに合わせ、自らのジオラマ制作の風景を6分の1スケールで表現した「家族」や、かつて市内に存在した手動式の踏み切りをモデルにした作品などを出展した。
施設はNPO法人はままつ未来会議(内山淳平理事長)が2012年3月にザザ中央館3階に開館し、16年12月からはザザ西館2階で運営してきた。山田さんは「会場が広くなり見応え十分になった。ぜひ足を運んでほしい」と話している。
入館料は大人300円、中高生200円、小学生100円。水曜休館。